長野県松本市にある、神宮寺のご住職の高橋卓志和尚さまが、お寺の寺報「未来への遊行帳」を送ってくださいました。
50ページほどの冊子を、スムーズに読むことができました。
42年に渡る僧侶人生をまとめて、後世へ語りついでいこうという使命を感じておりました。

高みにいて儀礼をこなすばかりなく、野に出て手を差し伸べていくことが、どれほどありがたいことかを感じさせていただきました。

大源寺だよりも、これほどに進化するのは何年かかることかと思いつつ、読み進めておりました。

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「こんな暑さは、90年近く生きてきたうちでもなかった。」とはご近所のおばあさんのお言葉です。

大源寺だより第6号を、ご近所に配布しておりました。皆さまがご在宅で、手渡しすることができました。そんな折のやりとりでした。
お隣のおばあさんは信心が篤く、私が生まれる前からお寺を気にかけてくださっていました。大源寺だよりをお渡しすると、「ようここまで続けなさるね。頑張ってちょうだいね。」とお褒めと激励のお言葉をいただきました。

「お寺から新聞が届くとは、これまでなかった。」と噂されているかもしれません。

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煮えるような暑さです。熱中症にはお気をつけください。
暑い中でも元気なのは子どもたちです。近所の子どもたちが道すがら、「このお寺は大源寺と言ってね。朝と夕方の6時に5回ずつ鐘が鳴るんだよ。」と語っていました。

子どもたちにも、お寺への認知度が高まったのでしょうか。ありがたいことです。

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町内会のご家庭にお配りするための施餓鬼会の案内状を印刷しております。
印刷の途中にプリンターの黒インクが切れて、補充しておりました。
「あわてない あわてない 。」と心の中で念じておりました。

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大源寺だより第6号が完成したことを、まず祖母に報告しております。
「あんたは本当に手がかかった。」という声が聞こえてくるようです。

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名も知らない花です。玄関の間に活けられていて、しなやかに背筋を伸ばしています。
アガパンサスという名のようです。花言葉は「恋の訪れ」であるようです。独り身の主の境遇を知ってのことでしょうか。

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本堂を掃除して空を見上げると、不思議な雲が迫ってくるようです。
ゴロゴロとカミナリの音が、遠くから聞こえてきます。

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掲示板を貼り替えたところです。
「心をきれいにするのは、手を洗うことと同じように毎日の大切な習慣である。」と書かせていただきました。

隣には岐阜市歴史博物館から届いたポスターを貼りました。かぶき者と言われた信長の人生と、「心をきれいに」とは合わない気がします。

心をきれいにして、新たなものを創造していった信長の生き方を指し示しております。

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夕焼け

雨が上がって、きれいな夕焼けにお寺が照らされていました。

「雨降って地固まる。」と明日から境内をきれいにします。

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先日、7年ぶりに瑞泉僧堂の同窓会に参加してきました。
掛塔した時からお世話になった和尚さまに、「キミは叱られて泣くくらい弱かったね。住職で入ったお寺も裕福ではなかった。それでも這い上がるエネルギーがあるから、応援するんだよ。」というお言葉をいただきました。

器用ではないから、今なお試行錯誤しております。
器用ではなくても、まっすぐ生きようとする若い人がいると、応援したくなるのです。

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