水到渠成

仏教会の会報を配布するために、地元の小学校の校区にある9つのお寺を回っておりました。
あるお寺の門前には、額が掛けられれいます。「水到りて渠成る。」と読むようです。渠(きょ)とは溝とか堀という意味で、「水が流れてくると、自ずと溝が形成されてくる。基礎を積めば、物事は大成する。」と解釈するようです。

昭和30年頃、井戸水を汲み出す機械が設置された折に、いまの総務大臣のおじいさんの野田卯一代議士が記念に書かれたようです。

新たな水を通そうとして、いろんなシュミレーションをしていますが、「自ずとよい方向に流れて行く。」と楽観視することがいいのかもしれません。

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スズメ

本堂の窓を開けると、スズメが何匹か飛び立って行きました。

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うちの庭はスズメの集合場所であるようです。カラスやハトがやってきて、熾烈な空中戦をします。スズメはその間、安全な場所に避難するのです。

静かな田舎のお寺でも、鳥たちは生き残りをかけているようです。

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澄んだ秋空

鐘を鳴らしていると、外気は涼しくなり、秋空が晴れ渡っています。
この澄んだ空が秋の訪れを知らせてくれるようです。

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小さなうれしさよりも

「小さなうれしいより、大きなうれしいを味わう。」と掲示させていただきました。

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ここで言う「小さなうれしさ」とは、ゲームをしたりマンガを読んで時間を過ごすことも大切ですが、先に進めて「大きなうれしさ」を味わうことを説かせていただきました。

こういう私も、「お酒を飲みに行きたい。」という小さな欲求がありました。「掲示してお伝えする。」という使命感があって、はやめにお寺へ戻ってきました。

夕焼け空を見上げて、大きめのうれしさを感じております。
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人間ドック

人間ドックの検診結果が届いて、ビクビクしながら開封しました。
結果はオール1でした。。1とは「異常なし」という判定区分です。
幼い頃から身体が弱かったのですが、弱いなりに踏ん張ってきた甲斐があったようです。

動脈硬化の検査で、「血管の硬さは30代前半に相当します。」と記載されていました。「20代後半」にならないものかと欲を出しております。

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静かな山の中にあるホールで、お弔いをさせていただきました。
私と同じ辰年生まれで、幾回りも上の年代の方でした。「辰」という字で始まる戒名をお渡ししました。「たいまつ」という意味を込めてのものです。
「遺されたご家族を照らしてあげていただきたい。」と願っております。

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