高蔵寺

名古屋市のベッドタウンである春日井市まで来ました。

 

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駅名の由来になった高蔵寺をお参りしております。1000年以上の歴史を持つお寺です。

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定光寺

臨済宗妙心寺派に属し、尾張徳川家の墓所がある愛知県瀬戸市の定光寺をお参りさせていただきました。

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こちらのお弟子さんと10年来親しくさせていただき、壮大なお寺ということは耳にしておりました。実際にお寺に入ると、引き締まった空気の中に、気軽に足を運ぶことができる親しみを感じるお寺でした。

お寺が人を引き寄せて、ご縁を作り出すパワーを感じておりました。

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成道会

今日は、お釈迦さまが悟りを開かれた「成道会(じょうどうえ)」です。菩提樹の木の下で坐禅をされて、明け方に「何という不思議なことだ。迷いやとらわれによって清らかな心がくもっているではないか。」とおっしゃったと伝わっています。

文語で「奇なるかな。」で始まるフレーズを故松原哲明和尚さまに教わったのは9年前のことです。

迷いやとらわれから離れることはできません。どうコントロールしていくのかを問うていくことが大切であるようです。

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初詣

お正月が近づいてきました。
うちのお寺は元日を過ぎれば静かなものです。

神戸町観光ボランティアガイドの方がお見えになり、初詣のツアーの行程に大源寺も加えていただくことになりました。

本堂の仏さまや十六羅漢像をご覧いただきました。「見どころがある。」との評価をいただきありがたい思いです。

寺離れという言葉を耳にしますが、お寺が魅力を伝えて多くの皆さまにお参りいただき、従来からの檀家さんの負担を軽くしていく方向で進めば、光明が見えてくるはずです。

近いエリアからの仏縁を広げる機会に感謝しております。

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福聚

本堂にある納骨壇と、庭にある永代供養墓の名前をどうしようかと考えていました。「涅槃」や「安心」という名にしようかと考えていました。

本堂にはお釈迦さまのお弟子がいらっしゃることにちなんで「阿羅漢の間」と名付けることにしました。

 

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永代供養墓には、観音さまの恩徳にちなんで「福聚廟」という名にしようと決めたところです。

 

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煩悩の数

次号の大源寺だよりでは、煩悩を取り上げます。
除夜の鐘のとき、108の煩悩の数を鳴らし続けます。
鐘の上の方にあるイボのようなものを数えると、108個あります。
これまで気づくことができなかったのは、煩悩にとらわれていたからでしょうか。

 

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日が暮れるまで、雑巾がけをしておりました。
空を見上げると、雲が覆い隠す中、月が輝いていました。

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十六羅漢

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お釈迦さまの16人のお弟子さんを十六羅漢と言います。
明治時代に、3代前の住職が描いた十六羅漢の掛け軸が、ずっと倉庫の中に眠っていました。修復して本堂の内陣に掲げたところです。

 

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「修行を積んでこの世のお役に立つように励みなさい。」とお声が届いてくるようです。

 

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ふわふわしていては

3週間ぶりに、ポスターを貼り替えたところです。

 

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「ふわふわしていては、もとの道に戻れない。」とお釈迦さまが菩提樹の下でずっと坐禅されていた時に因むかのように掲げました。

山本玄峰老師

山本玄峰老師の講義をまとめた「無門関提唱」を拝読しております。

 

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山本老師は、目が不自由な境遇の中、修行を積まれて妙心寺派の管長を勤められました。
終戦詔書の「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」のくだりは、山本老師の言葉をもとに起草されたとも伝えられています。

犬山市の瑞泉寺の僧堂にいたときから、山本老師のことを耳にしていましたが、うろ覚えの状態でした。

次号の大源寺だよりに、山本老師のことを掲載させていただきます。住職になって20年経ってから、祖師の業績が浮かび上がってきます。