水五則

雨が降り続いて、庭の水はけが滞っています。

 

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水五則と言うものがあります。その一条に「自ら活動して他を動かしむるは水なり。」というものがあります。水が積極的に活動して、他を先導すると解釈しております。

「住職よ。水はけが悪いから、お客さんに迷惑をかける。早く庭を整備しなさい。」と指導を受けているようです。33C2209A-B159-49A6-B889-32724418C789

鉢植えの梅

お寺へ帰ると、玄関に鉢植えの梅の木がありました。
この冬が寒かっただけ、梅の木に暖かみを感じます。

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空き寺に和尚さんがおいでになるのは、ありがたいことです。
和尚さんの年金収入をあてにしているようにしか見えないのが残念なところです。
年金収入を元に、将来的にはお寺の収入で運営する方向へのビジョンをお尋ねしたいところです。

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啓蟄

今日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」になります。冬眠をしていた虫たちが活動を始める頃とされています。

 

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青空が虫たちが活動を始めるように、お膳立てをしているかのようです。

 

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庭の隅に丸い庭石を見つけました。32年前に、ご近所の和尚さんから、「毎日踏んでいたから不幸が続くのだよ。庭の隅に置いておきなさい。30年先にペットのお墓が必要となるから、その時に備えておきなさい。」とご指導をいただきました。

 

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そうして、お言葉通りの時代になってきました。32年間冬眠していたものが蘇り、元気に活動するかのようです。

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三十三回忌

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本寺である慈渓寺の三十三回忌のお参りに行ってきました。

 

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保育園を創設されて、教育者としても功績のあった先代和尚さまの遺徳を偲ぶ法要でした。

 

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お亡くなりになった昭和61年の頃は、今とは価値観が異なりました。

父と祖父が立て続けに亡くなった頃で、10歳にもならない私がお寺の代表としてお参りに行っていました。

小さなお寺の住職は、公立学校の教員を勤めることが多く、手伝いに来ていた雲水さんに「あんたは僧堂に行けただけ幸せなのだ。私は行きたくても、いけなかったのだよ。」と語った和尚さんもいました。

この32年の間は、先人のおかげでお寺を守ることができました。今後は逆風の中の山道を登る覚悟が必要となると感じておりました。

法要の後の更衣のとき、こちらのお寺のお子さんがおんぶを要求してきました。早くも逆風の中の山道に入りました。

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うちのお寺の本寺にあたる慈渓寺まで行きました。
明日に先代住職の三十三回忌の法要が行われるので、習礼(しゅうらい 予行練習)がありました。

 

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先代の光雄和尚さまには、昭和60年(1985年)の父の葬儀の折に導師を勤めていただきました。たいまつを投げられた時を今でも覚えています。

その後半年も経たないうちに、お亡くなりになった歴史を振り返っておりました。

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月が変わり過ごしやすくなってきました。

 

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玄関先の生け花にも、春の訪れを感じます
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虹の彼方へ

朝空を見上げると、本堂を覆うように虹が出ていました。

 

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虹の彼方は、どんな世界なのでしょう。