仏教会文化講演会のため、大ホールの舞台上で打ち合わせをしています。

 

 

参加される方に信仰をお深めいただくように、皆さんにご迷惑をおかけしないように進めています。

お月さまが庭を照らしています。

智慧を丸い月で表した「四智円明の月さえん。」という白隠禅師のお言葉を思い浮かべました。

雨が降る中、神戸町仏教会の総会がありました。

今年度は文化講演会を開催するので、いつも以上に皆さんの力が入っていました。

当日の大ホールは、盛り上がることは間違いないようです。

一昨日までの大雨でエネルギーを補給したのか、アジサイがきれいな色になっていました。

 

 

樹木葬墓地は、いっそう青々としています。

今から79年前の本堂新築時に、檀信徒のお宅からご寄進のあった本堂の前机と、見台(けんだい)は、長年の使用によりいたんでいました。

 

 

仏具屋さんにお願いして、前机と見台を補修して塗り直してもらいました。

 

 

背面には、ご寄進いただいた方のお名前を元通りに刻みました。令和元年に修復したことも遺して、後世へ伝えたいと願っています。

書棚を整理していたら、19年前の本堂の落慶式と晋山式を収めたDVDが出てきました。

 

 

今より庭の木が多くて、私は太っていました。

 

 

檀家さんや和尚様方のご尽力があって、執りおこなうことができました。

 

 

反面、大きなお寺のやり方を模倣することしかできず、これでいいのかと不満がわき起こったことも事実です。ご近所の和尚さんから、チクリと言われたものです

 

 

月刊住職の最新号にも、このことを反省点にあげました。

これでいいのかと軌道修正を繰り返す住職人生の始まりであったわけです。

お寺の本堂で寺カフェを行ないました。

本堂は儀式をするばかりでなく、わいわいと語り合う空間であるとお話しさせていただきました。

次回は8月20日に行ないます。暑い盛りですが、エアコンを入れます。

お誘い合わせの上お越しください。

ヨガ

皆さまのご参加とご尽力をいただき、2回目のヨガイベントを開催して無事に終えることができました。

今回お世話になった先生は、古典ヨガと言って、一見するときついポーズもありますが、後になると心身ともにしました。

 

 

ヨガ開始前には、耳つぼのセラピーもあり、ご参加いただいた皆さまにご満足いただけたことと思います。

多くの方にお集まりいただけるように、次の催しを考えて行きます。

本堂で明日の法事の準備をしています。昨年から本堂での法事の回数が増えてきました。

先日は、納骨堂のご縁がありました。

 

 

今から19年前、住職になったばかりの頃は、「檀家数が少ないのに、こんな大きな本堂を修復して効果がない。」とか、「経済的にもあなたの能力からしても、お寺を維持できない。」と同業者から批判されたものです。

最近、臨済録の講義を聴いていると、「師匠が無茶苦茶なことを言って修行僧を苦しめる。修行僧はこれでいいのか疑問を抱く。疑問を抱くことから、自分の歩む道を確立していく。」というやり取りがありました。

順風満帆なスタートであったなら、ここまで進めていこうとは思わなかったことと振り返っています。