お盆の行事である施餓鬼会が近づいてきました。掲示板に貼ってお知らせをしています。

 

 

「お斎(おとき  昼食)を用意しております。」との添え書きを入れています。この地方でのお寺の行事では、お斎は欠かせないものとなっています。

「本堂にエアコンを完備しています。」と入れようかと思いましたが、蛇足になってはと遠慮しました。

 

雨が続いて、樹木葬墓地の杉苔はエネルギーを蓄えたようで、青々としています。

草を取って整えています。

午前中は本堂で法事がありました。

永代供養墓を建てた時は想定していませんでしたが、このお墓に祀られた故人への年忌法要が多く行われています。

蒸し暑い気候の中、エアコンを効かせた本堂でお勤めさせていただきました。

ポータルサイト「まいてら」の東海地区のミーティングに参加させていただきました。

ゆっくりと同じことを繰り返すこともいいのですが、新たな取り組みがなければ衰退していくものです。

今後の展開を切り開く叡智に触れて、刺激を受けてきました。

私の進めるお寺のあり方を振り返って、軌道修正する学びになりました。

春日山 大源寺 – 岐阜県安八郡 – 臨済宗妙心寺派 – 詳細

 

今から34年前に得度式を行ない、安名を頂いた時の奉書が出てきました。

訳もわからず、「よく保つ。」と誓ったものですが、数日もしないうちに戒を破っていたものです。

庭を見回していると、白いサルスベリが咲いています。

梅雨明けが近づいていることを、知らせてくれるかのようです。

雨の中、樹木葬墓地の見学がありました。お子さんもお越しになりました。

お子さんの、「きれいだね。来てよかったね。」との言葉にうれしい思いがしました。

修理に出していたパソコンが3日で帰ってきました。異常に気づき早く対応して無事に戻ってきました。

そうとは言うものの、安心している時間はありません。

滞っている原稿のまとめを早く仕上げなくてはと、自らに喝を入れています。

お寺へ帰ると、松が青々としていました。梅雨のジメジメした空気から、解放してくれるようです。

夕暮れ時に、樹木葬墓地に水まきをしています。生えていた草を取っています。

人の心のように繊細な空間です。