梅雨が明けて、猛暑の一日となりました。
水まきをして、樹木にエネルギーを与えました。当分の間、この暑さと共生することになります。

午前中は葬儀があり、午後からはお客さまが立て続けにお越しになりました。

住職になった頃は、お寺の仕事は、お盆と年末年始しかありませんでした。仲間内から「暇か?」と冷やかされたものです。

皆さまにお役に立てて、ありがたいです。

本堂の隅に、祖父の勲章を掲げました。
祖父が勲章を頂いたのは、僧侶としてではなく教職員の経歴によるものです。

本堂に掲げるのはどうかと疑問がありました。祖母が病床で、本堂にと何度も言っていたので、祖父の死から35年、祖母の死から9年経って、やっと掲げることになりました。

大雨になると、本堂に向かって雨漏りがないか点検に行きます。
雨漏りはなく、安心しています。
昔は雨漏りや暴風に悩まされたものですが、安心の空間になりました。

水まきを終えたところに、雨が降ってきました。
鐘を鳴らしていると、永代供養墓にお参りがありました。

樹木葬墓地には、絶えることなくお花が手向けられています。
こういう風景が、なじみになってきました。

住職塾でご縁のできた他宗のご住職が、遠路お越しくださいました。
本堂にご案内して、意見交換をしました。
住職塾で学んだときは、頭の中で理論が先行していたのですが、8年経って具体化した姿を語り合うことができたのは、ありがたいご縁です。

納骨堂への納骨がありました。
最初のうちは、周囲の心配がありましたが、私のプラス思考のもとに進めていき、多くのご縁をいただきました。

規模が大きくなるこれからの管理に、工夫が求められます。

そしり

建物を新築すると時には、そしりの風が吹くものです。
「檀家数が少ないのに。」とか「住職に定収入がないのに。(これは事実誤認です。)」などと、予想通りのそしりが湧き起こってきます。

こちらは、長年の希望と、これからの使命をやり遂げていくわけです。「隣の芝生は青い。」というお考えの隣人のそしりに、振り回されないことです。

神戸町仏教会の役員会のため、浄土真宗のお寺へ伺いました。
8年前までは、ご近所でも宗派が違えば、交流はありませんでした。
今では、同じ仏教の宗教的指導者として、同じ方向に向いて歩んでいます。

よい所を受け入れられる関係でありたいものです。