ゴミ捨てに行き、庭掃除をしていると、きれいな青空が広がっていました。
寒暖差があり体調を崩しやすくなりますが、青空は心を和ませてくれます。

10月の半ばとなり、衣替えをする時季になりました。
タンスから冬用の装束を取り出しています。
若い頃は、法衣に無頓着で、裾の短い法衣を着て「一休さん」とからかわれたものです。

応接セット

庫裡にある応接間に、応接セットを設置しました。
母が嫁入り道具に持参して、建て替え前の庫裡で40年以上使用していました。
建て替え時は、別棟に置いていましたが、この応接セットがないと落ち着きませんでした。

祖父母や父がいた頃の思い出がつまった応接セットに座っていると、長年の歴史の流れの中に生きているような気持ちになります。

 

祖母の祥月命日に当たり、墓前でお経を上げました。
息を引き取って10年経ちました。いろいろありましたが、祖母は安心しているようです。

夕方6時の鐘を鳴らし終えました。
今日はお墓の見学にお越しのお客さまや、永代供養墓に納骨のお客さまがお越しになりました。

以前に福祉の仕事に携わっていたことでご縁があり、うちのお寺で供養させていただく不思議な巡り合わせです。

住職は幾度も回り道をしてきましたが、人生経験を積ませていただき感謝しております。

お寺へ帰ると、永代供養墓の前にお花が手向けられていました。

10月は10年前に祖母が亡くなり、37年前には父が亡くなりました。
10月になると物悲しくなりますが、不思議と心身の動きはよくなります。

祖母や父が見守ってくれるのでしょう。墓前に行き、感謝を伝えてきました。

お墓参りのお客さまの姿を見て、管理する住職も故人に感謝を述べております。

本堂の近くに、給湯室というか小型の台所があります。

建て替え前の庫裡には、台所で年中行事の折に炊き出しをしていました。
段差があって檀家さんから不評で、建て替えの折に、住居空間とは別に台所を設置しました。

日頃は、本堂内のお花を活けるために使用しています。

毎月決まった頃に、御朱印をお求めのお客さまがお越しになります。

今日の夕方に、御朱印を取りにお越しくださいました。秋を感じるものを用意してお待ちしておりました。

樹木葬墓地の杉苔の色が、少しずつ緑色を取り戻してきました。

猛暑の影響なのか、くたびれた様子でしたが、お彼岸を過ぎた頃から、水まきをして、元気になれと呪文をかけているうちに、緑色を取り戻しました。