ゴールデンウィークに入り、お墓参りのお客さまが多くなりました。

永代供養墓に、菓子折りとインスタントコーヒーがお供えされていました。
故人がお好きだったのでしょう。

足を運んでお参りくださる姿を見て、心が洗われるようです。

大垣市の円成寺まで、お参りに行きました。前のご住職の三回忌と、管長を勤められた後藤瑞巌老師の毎歳忌(祥月命日)の法要でした。

 

導師は、埼玉県の平林寺の松竹寛山老師が勤められて、愛媛県の大乗寺の河野徹山老師が隣席されました。

 

法要の後、京都の阿じろの精進料理をいただきました。
先人の遺徳をなぞり、思い起こす法要でした。

夕暮れ時に、庭の草取りをしていました。竹箕にいっぱいになるほど、草が生えていました。
本堂の前の樹木の花が咲いていました。何という名前でしょうか。

庭の隅から、野球のボールが出てきました。住職の若い頃に、野球ごっこをしたボールが、今になって出てきました。懐かしい思い出が蘇ってきました。

 

昨日の大雨が夢であったかのように、青空が広がっています。
昨日一昨日と東京に出張していたもので、少しお寺を空けただけでも懐かしい思いがします。

庭掃除をして、月参りをするというシンプルな一日を過ごしました。明日は法事があり、お客さまがお越しになります。不快な思いをされることがないようにと、掃除をしていました。

今回上京した主目的である、船井総研の寺院経営研究会に参加してきました。

全国各地からお越しになった宗派を超えたお坊さん達と一緒に、先行事例を学び、いまのお寺の現況の情報交換をしました。

住職とは孤独なもので、いまやっていることが正しいことか不安になる事があります。全国のお坊さんの先行事例を学び情報交換をして、元気をいただきました。

午前中は東京の上野の東京国立博物館へ行きました。
東福寺展が開催されていました。臨済宗の中でも歴史の長い東福寺は、国宝級や重要文化財級の宝物が多くあります。


1時間の間に、掛け軸や仏像などを鑑賞してきました。

撮影禁止だったのですが、途中の通天橋のところだけは、撮影可能ということで写真を撮らせていただきました。

出張で東京まで来ています。
大学時代にたびたび来ていた上野駅近くで、夕食を取るところです。
東京は活気があります。歩いているだけでエネルギーが湧いてきます。

夕暮れ時の掃除を終えたところです。

アラカシの落ち葉を掃き集めて、草を取りました。
明日からは雨が降るようで、絶えることなく草が生えてきます。

午前中は、43km離れた岐阜県関市まで、年忌法要に行ってきました。
心地よい風が部屋の中に入ってきて、山の中のキャンプ場にやってきた気分でした。お経をご唱和くださいました。

ゆっくりドライブをしたかったのですが、お昼からうちのお寺で年忌法要があるので、どこにも寄らずに帰りました。

午後3時から、うちのお寺で、京都の檀家さんの法事がありました。
ゆっくりお経を上げて足がしびれるほどでしたが、皆さん最後までお経をご唱和くださいました。

その後は、納骨堂の新しいご縁があり、忙しいながらも充実した一日でした。

无名会

名古屋市の栄にある政秀寺で、月に一回の法話会ですかある无名会に参加してきました。
以前は、河野太通老師が講師をされていましたが、後任の木村太邦老師は隔月のお越しになり、今回は野田晋明和尚が登壇されることになりました。

野田和尚のお話しは、専門的な用語がなく、わかりやすくてテンポがよくクラシック音楽を聴いているような心地よさでした。微笑みというものを大切にしようというテーマを掘り下げて、きっちり1時間で終える話術に驚きました。

今日のお話しに多いに刺激を受けました。50年以上続く法話の会に若いエネルギーが入って、ありがたい思いです。