昨日のセミナー後の懇親会の時に、1人ずつのあいさつがありました。
私の番に回ってきて、ほろ酔いでご挨拶をしました。
普段お会いしない人の中で、何を言えば受けるのかそんなことを考えてお話ししました。

歳を重ねるごとに、スーツが似合わなくなります。法衣のほうがしっくりきますね。

ここのところ寒くなり、もみじはゆっくりと紅葉してきました。
今日も樹木葬墓地や納骨堂にお参りがありました。

住職は風邪をこじらせて、休んでいます。張り切りすぎて、ストップがかかったようです。

大阪市まで来ています。
午後からの研修会の前に、北御堂をお参りさせていただいております。


壮大な建物の中に、阿弥陀さまがこちらを眺めておられます。
誰でもお参りできる雰囲気で、信仰を深められて、ありがたい空間です。
少しでも見習っていきたいです。

永代供養墓セミナー

大阪市の大蓮寺まで行き、永代供養墓セミナーを受講してきました。

今日のテーマは、永代供養墓とその寺院の可能性ということで、お寺に携わる女性の役割について4人の講師のお話を聴きました。

これからは、樹木葬墓地に代表される永代供養墓が増えていきます。しかし、業者に収入の大半を持っていかれて、お寺が何のために墓地を運営しているのかわからないケースが多くあります。

墓地は、一時的にお寺の収入を増やすためにあるのではなく、お寺に多くの仏縁を導くためにあるということを再認識しました。これまでの檀家制度に組み込んで行くのではなく、新しい会員制度にお招きするということは、うちのお寺のやっている方向性は間違いないと思いました。

その為には、女性の力が必要となります。うちでは母と年中行事の時に檀家さんの奥さんが力になってくれますが、高齢化と制度疲弊がきています。

また出家集団を標榜する臨済宗では、女性を補助的な存在にとらえてしまうことがあります。

超宗派の勉強会で、女性の意見を聴いてどうお寺に関与していただけばいいのか学ぶことができました。

お寺は公共の施設ですから、多くの意見を聴いて、親しみやすく敷居を下げていくことで、檀家減少が叫ばれるこの時代を乗り切っていけるのではと思いました。

紅葉

12月が近づいて、ようやく紅葉してきました。


落ち葉がたくさん散っていたので、ほうきで掃き集めていました。
これだけの落ち葉を掃き集めてきた先人に感謝しております。

相国寺展

愛知県美術館へ行き、相国寺展を観てきました。


同じ臨済宗でも、相国寺にお参りしたことはなく、いつかお参りしたいと思っていました。
相国寺には承天閣美術館があり、多くの寺宝があります。開山の春屋妙芭の頂相(肖像画)や襖絵など、多くの寺宝を拝見しました。

若いうちではわからなかった価値が、次第に見えてくるようになったのは、年を重ねたからだと思いました。

臨済宗の美術をゆっくり体感できました。

 

本堂の掃除をしていると、モミジがゆっくりと紅葉している光景に気づきました。


今年で6年目となる樹木葬墓地は、従来のお墓よりも明るい気持ちにさせてくれます。
住職は減量をして、毎日掃除をしております。

 

今年は10月になっても暑かったので、モミジの紅葉が遅かったのですが、ようやくほどよい紅さになりました。

寒くなりましたが、空は青々としています。

お墓でのお経のため、名古屋市のみどりが丘公園まで来ています。


名古屋市でも郊外にあるこの墓地は広大で、目印がないとどこに当家の墓地があるのかわからなくなります。
大都市ならではの墓地ですね。

テレビをつけると、NHKでお墓の特集が放映されていました。
樹木葬や納骨堂のことが取り上げられていました。以前は姑や旦那と同じ墓に入りたくないという声をよく聞きましたが、時代は変わり、個人単位のお墓が増えてきました。

うちも7年前から始めましたが、世の中の流れが加速して、次々に問い合わせがきました。
今日も2件見学がありました。

時代の変化についていき、世の中のお役に立てていければと思います。