昨日出張していたので、急いで大掃除をしました。
本堂を掃除していると、電話があったり、お客さまがお越しになったりと年末さながらの忙しさがありました。

明日は京都府城陽市までお葬式に行きます。母からは寄り道をせずに、早く帰って来るようにと厳命されているところです。

母の作ったポーチです。手先の器用な母は裁縫が好きで、暇を見つけて手を動かしています。

このポーチは正月に来る甥っ子2人にプレゼントするようです。

常光圓満寺

吹田市での葬儀の後、船井総研の勉強会で講義を受けた藤田さんがご住職をされる常光圓満寺さんをお参りさせていただきました。

住宅街の中を探していると、参詣者駐車場があり、そこに車を停めてお寺に向かうと、多くの参拝者がおられました。

本堂をお参りして、涅槃堂をお参りして、職員の方に私の名刺をお渡しすると、なんとご住職が出てきてくださいました。
ご住職が客殿に上げてくださりお話しを伺った後、境内のお堂をご案内くださいました。

藤田ご住職は、誰に対してもにこやかに優しい言葉で話されて、お参りのお客さまに慕われおられます。こちらのお寺に職員さんが30人ほど在籍しておられるようです。皆さんに慕われていると感じました。

誰にでも慕われて、組織を運営して仏法を説かれるお姿を見習いたいです。

今朝は寒かったですが、青空が広がっていました。


本堂での法事の準備をしていると、スマホに横田南嶺老師の法話のライブが放映されている通知があり、テレビで拝見していました。六随念のお話しを聴き、今年一年を振り返るよいお話しをお聴きしました。

また円覚寺へ行って横田南嶺老師のエネルギーをいただきたいと思いました。

お寺のリアル

浄土真宗のお寺の坊守さん(ご住職などの僧侶の配偶者)有志で書かれた、「お寺のリアル」と言う本を拝読しました。

世間一般でイメージされるお寺の奥さんは、お寺の周りの人や親戚や門徒(檀家)さんにいつも監視されているようで、何かと噂の対象にされることが多く、暮らしにくいものです。

住職や副住職は、お寺で奥さんが何をすればいいのか説明することがうまくなくて、奥さんは右往左往します。
祖母や母は苦労してきました。祖母は子どもを産めず、曾祖母からいじめられて、実家に返される寸前であったと本人から聞きましたし、母は教員勤めをしながらお寺のことをしていましたが、手伝わないとか祖母の介護をしないと隣のお婆さんから陰口を言われたものです。

そもそも日本のお寺の多くが、何を目的に進んでいるのか曖昧で、皇室のように模範となり、宗教祭祀を無難にこなすことを求められているから、お寺の奥さんは苦労することが多いのではないかと思います。

この本には、住職塾やグリーフケアの教室でご一緒した坊守さん方が多く登場されます。いろんなご苦労があった中から、前向きに行動されて、住職以上に門徒さんから信頼される姿を拝読して、勇気付けられました。狭い中で黒子として動くのではなく、広く社会貢献するお姿にエネルギーをいただきました。

未来の住職塾に入ってから11年経ちますが、坊守さんからお寺の組織のことを教わって、感激しております。これまでのご縁に感激しております。

朝のうちは雨が降っていました。
樹木葬墓地を見に行くとお花が増えています。年末になるとお墓参りが増えるようです。
青々としていた芝が肌色になりました。冬の風景です。
明日は本堂で法事があり、明後日は遠方まで葬儀と忙しい年末が続きます。

昼間お寺を留守にしていると、ドアホンがなった通知がスマホに届きました。
私がスマホから応答すると、「お渡ししたいものがあります。お歳暮です。」とお客さまがお答えになりびっくりしました。

永代供養墓にご親族がお眠りの方がお参りくださり、わざわざご歳暮をお持ちくださいました。恐縮するばかりです。

檀家という枠に入ることなく、うちを頼ってくださりありがたい思いです。

朝の9時から、岐阜市斎苑近くのセレモニーホールまでお弔いに行ってきました。
8時30分にホールに入ろうとすると、まだ鍵がかかっていて、インターホンで呼び出して入りました。
大きなホールですが人気はなく、静かな所でお経を上げました。

15年ほど前にくらべて、小規模なお葬式になりました。少人数でもお経を読んでもらいたいお気持ちに沿っていきたいところです。

しばらくの間、掲示板のポスターを替えていなかったので、ポスターを貼り替えました。

家族が集う年末年始に、家族の笑いのことを掲示しました。

皆様が通りすがりにご覧いただきたいと思います。

マキガキの剪定作業が続いています。
朝早くから夕暮れまで続いて、明日もお越しくださり感謝するばかりです。

きれいにしていると、お客さまがお越しになります。
樹木葬墓地の会員で、20年前に仕事をご一緒した方がお越しくださいました。

誰もが気軽にお越しくださる雰囲気にしていきたいところです。