「終活」は、今日を元気に生きることから
本日9月27日、大源寺の本堂で終活セミナーを開催しました。今回は山田さんを講師にお迎えし、介護予防とウェルビーイングについてお話しいただきました。
最初の私の法話は、少々情けない腰痛の話から。
昨日、整形外科でMRIを撮っていただき、先生から腹筋の弱さを指摘されました。日頃、皆様には「元気なうちから備えましょう」とお話ししている私ですが、自分の体への備えは後回しになっていたようです。
先日、弟一家が来たときには、甥もお母さんから「腹筋が足りない」と言われていました。まさか、おじさんまで同じことを言われるとは……。人のことは言えませんね。
そんな体験から、今の自分を大切にすることも終活の一つではないかと、お話ししました。

山田さんのお話で印象に残ったのは、「何歳まで生きたいか」に加えて、「何のために元気でいたいか」を考えるということでした。
行ってみたい場所がある。
家族と一緒に過ごしたい。
好きなことを、これからも続けたい。
そうした楽しみがあると、体を動かすことや外へ出ることにも、自分なりの意味が生まれます。
また、誰かと話すこと、自分の身なりを整えること、小さくても役割を持つこと。その人らしい暮らしを支える、さまざまな関わりについて教えていただきました。
途中には、画面を見ながら答える頭の体操や、皆さんで手を動かす場面もありました。本堂が、いつもとは少し違う、和やかな学びの場になりました。
終活というと、お墓や葬儀、相続などを思い浮かべる方も多いでしょう。もちろん、それらを考えておくことも大切です。そのうえで、今日をどう過ごし、これから誰と、どのように暮らしていきたいのか。そんな希望を見つめる時間も、大切にしたいと思います。
お寺が、供養のためにお参りいただく場所であるとともに、今を生きる皆様が集まり、話し、ほっとできる場所であってほしい。今回のセミナーを通して、改めてそう感じました。
ご参加くださった皆様、山田さん、開催をお手伝いくださった皆様、ありがとうございました。次回は12月を予定しております。
さて、私も皆様にお話ししただけで終わらぬよう、まずは自分の体と向き合うところから。腹筋の宿題は、誰にも代わってもらえませんので。
