ご朱印さん

毎月のように、ご朱印を取りに来る男性がおられます。どんな仕事をされているのか聞くことはありませんでした。うちの中では、「ご朱印さん」と呼んでいました。
今月はまだお越しにならないと思っていました。

今晩お通夜があり、葬儀会館へ入って行くと、葬儀会社の職員で見慣れた顔の人が控室に入ってきました。何とご朱印さんだったのです。
「毎月ご朱印をいただきに行く者です。」とご挨拶があり、びっくりしていました。
彼はお通夜の司会を滞りなく進めていました。

どこでつながっているのかわからないご縁ですから、大切にしないといけませんね。「あの住職は、場所によって態度を変える。」なんて言われないようにしないといけません。

明日ご朱印さんにお渡しするご朱印を用意しております。