僧侶の立場と住職の立場

僧侶は、出家してそれまでの人間関係や価値観をリセットして修行を積んでいき、世間の皆さまに法を説いていく立場におります。

宗教法人であるお寺の代表役員である住職という立場は、いかに組織を運営して行くかが評価されるのです。

双方の立場は、相反するようですが、修行で実践した仏さまの教えを、いかに多くの人にお伝えして、組織を守るのかという共通項があります。

形骸化したものを削ぎ落とし、いかに現代のあり方を受け入れていき、法を説いていくのかが腕の見せどころです。

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