今朝、テレビをつけると『モーニングショー』に、日本大学の先輩でもある作家・林真理子さんが出演されていました。
林さんのお話を聞いていると、やはり含蓄があります。
大学を卒業して、そのまま順調に就職し、結婚して、いわゆる「普通の人生」を歩んできたわけではない。そんなところに、勝手ながら自分自身と重なるものを感じます。
特に印象に残ったのは、物事を表面だけで捉えるのではなく、社会の仕組みや人間関係の構造を、少し距離を置いて冷静に見分ける力です。
作家という仕事は、人間を観察し、その人の言葉の奥にあるものまで見つめる仕事なのかもしれません。
そして、テレビでのお話しぶりは、決して立て板に水という感じではありません。少し言葉を探しながら、辿々しく話されるところもある。
ところが、それがかえって私には親しみ深く感じられました。
人生は、何でもスムーズに進めばよいというものでもないのでしょう。
就職で回り道をしたり、人間関係で悩んだり、「どうして自分だけうまくいかないのだろう」と思った時期があったとしても、その経験が後になって、人を見る目や、物事を考える深さにつながることがあります。
林真理子さんのお話を聞きながら、
「遠回りも、決して無駄ではない」
そんなことを改めて思った朝でした。
同じ日大の先輩だからこそ、今日はいつも以上に、その言葉が心に残りました。
