京都市の妙心寺への団体参拝で、朝早くに集合してバスで向かいました。
途中、大津サービスエリアでうちの檀家さんが、転んでケガをして、妙心寺に到着したら病院に行くというアクシデントがありましたが、皆様のご助力のおかげで無事に参拝することができました。

菩提寺の住職としては、いつ病院から呼び出されてもいいように、大方丈の外の縁側で法要の時間もお参りしていました。妙心寺の職員さんが不思議な顔をされていましたが、「緊急時に備えてビンズルさんのように室外でお参りしています。」とお答えしたのですが、伝わったかどうかわかりません。

その後、妙心寺の塔頭寺院である天授院をお参りしました。こちらは、臨済宗の中でも厳しいと有名な妙心僧堂のあるお寺で、普段は立ち入りができませんが、遠忌ということで特別に参拝することができました。
その後、大方丈で精進料理を頂いて、法堂(はっとう)をお参りして、休息場である花園会館に行きました。そちらで、経本を購入して、宗務本所にご挨拶に行きました。
幼い頃から、祖父母に連れられてお参りに行き、「管長さまはどちらにいらっしゃるの。」と言っていたものですが、行くたびに信心が深まっていきます。老いるまでお参りは続いていきます。
