怨親平等 おんしんびょうどう

午前中は、名古屋市にある名古屋第一赤十字病院へ診察を受けに行きました。
先日の人間ドックで要診察の項目があり、かかりつけ医の紹介状をいただいて、電話で予約して行きました。
病院構内に入ってから30分以内に診察室に入り、「異常は見当たりません。」とありがたいお言葉をいただいて帰りました。

地元の大病院での母の受診に同行すると、1時間待ちは当たり前のようです。それでも、名古屋大学医学部卒業の先生のお言葉をお聴きして、ありがたい気持ちになっておられる高齢者が多いものです。
お寺の世界と同じで、地域性があるのでしょうね。

帰りに、赤十字社を創設したアンリデュナンの功績が掲示されていました。北イタリア戦争での負傷者を敵味方の区別なく受け入れて医療をされたようです。
昨日、福岡市の元寇の跡地を通りました。当時の鎌倉幕府の執権の北条時宗が、敵味方の区別なく葬った怨親平等の慈悲心を思い出していた所に、赤十字の創設の歴史を重ね合わせていました。

また、こちらの病院の付近は、遊郭があったようで、病院の今の場所は池があり、遊郭で働く女性が池に身を投げることが多かったようです。
そんな悲惨なことがあったところで、慈悲心を感じることのは、不思議な巡り合わせです。

近所のお婆さんに、ありもしないことを吹聴している人がいます。専門家から「偽計業務妨害に当たります。」とアドバイスをいただきました。
善きことをしてくださったこともあり、悪い噂を流すこともあり、それも人の世の巡り合わせです。怨親平等の慈悲心で、裁判官あるいは閻魔さまに頼ることなく、やり過ごしていきたいと思います。