花園大学へ向かう途中、懐かしい建物の前を通りました。
26年前に、初めて導師を行なった葬儀ホールです。
京都市に檀家さんがあって、そちらの亡くなったお父さんから、「かずひろ君に引導を渡してほしい。」というご遺言がありました。当時は大学4年生でしたが、僧堂へ行って住職になっていましたので、かなり不安視されながらも導師を勤めました。
脇に瑞雲寺の高田和尚、蓮華寺の羽賀和尚、心洞寺の太田和尚についていただき、私は導師か小僧かわからない立ち位置でした。
ブルブル震えて導師をして、マイクに向かって喝と言ったり、控室に戻って観音帽子を外すように羽賀和尚さまから叱責を受けました。
無事に帰って、岐阜県に戻りました。そんな思い出が蘇ってきました。