晋山式

小屋を整理していたら、25年前の晋山式と落慶法要の式次第が出てきました。
当時は、24歳になる歳で、檀家さんから、「本堂を修復して儀式をしないといけないが、住職が指示してほしい。」と難儀な要望が出てきました。

前年に晋山式を行なった修行同期の和尚さんの式次第を模倣して、自分で作ってみました。そうして、司会をお願いした各務原市の少林寺の久司宗浩和尚さまのもとへ出向いて、監修を受けました。

この式次第を作ったので、無事に儀式は終了しました。小さなお寺で修行年数が短く、無理を言って寄付を集めた背景で、後からいろんなことを言われたものです。
身体にはどこの異常もありませんが、心の病に苛まれても、その後25年続いているのは、大きな儀式を行なったからだと思います。