寺院規則を改正する相談を終えてから、住職塾とまいてらの同志である大島さんのおられる龍興院をお参りさせていただきました。
東京スカイツリーがそびえてビルが立ち並ぶ街の中に、静寂な木造の伽藍がありました。
本堂をお参りしてから、客殿で大島さんとお話しさせていただきました。
20年前に、この近くで学生生活を送っていた頃、どこにお寺があるのかも知りませんでした。その頃インターネットを始めましたが、プロ野球のサイトしか閲覧しませんでした。
「こうしてお寺を訪ねることができるのは、住職塾やまいてらのおかげです。」と語っていました。
私が生まれた年に、「東京砂漠」という曲が流行ったようです。田舎から出てきた頼る当てのないまま学生生活を送っていた頃は、砂漠の中にいるようなものでした。
仏さまのご縁があるからこそ、視界を明確にして前に進むことができるのです。