甥っ子の相手

弟一家が遊びにやってきました。

甥っ子二人は、まず本堂へ。
大きな太鼓を見つけると、さっそく「ドーン、ドーン」と元気いっぱいに叩いていました。

静かな本堂に子どもたちの声と太鼓の音が響くと、いつもとは少し違った、にぎやかな空気になります。こうして寺に来ることを特別なことと思わず、自然に過ごしてくれるのが何よりです。

その後は庫裡に戻って、二人でYouTube鑑賞。

ただし、何を見るかは私が決めません。

「二人で相談して決めなさい」

と伝えました。

私は長男だったこともあって、子どもの頃は何かと優遇されてきたように思います。テレビの番組ひとつにしても、自分の希望が通ることが多かったのかもしれません。

だからこそ、この二人には、自分の見たいものだけを主張するのではなく、相手の話を聞いて、相談して、時には譲り合って決めることを覚えてほしいと思っています。

兄弟ですから、これから先も意見がぶつかることはあるでしょう。
でも、話し合って一緒に決めることができれば、それもまた兄弟の大切な力になります。

本堂で太鼓を叩いて、二人で相談してYouTubeを見る。

何でもないような一日の中にも、子どもたちが少しずつ育っていく時間があるのだなあと感じました。