今日は習字のお稽古へ。
昨日の施餓鬼会の疲れがまだ残っていたのか、最初のうちはどうにも筆が思うように動きませんでした。
「今日は調子が悪いかな」と思いながら、それでも一枚、また一枚と書いているうちに、少しずつ筆が馴染んできます。
不思議なもので、頭で「上手に書こう」と考えている時よりも、余計な力が抜けてきた頃の方が、線にも勢いが出てきます。
同じ文字を書いていても、一枚目と二枚目では線の太さも勢いも随分違います。写真を見比べると、後の一枚の方が筆が走り始めた感じがします。
書というものは、その日の心や身体の状態まで、そのまま紙に出てしまうものなのでしょう。

昨日は施餓鬼会。今日は習字。
人前でお経を読むことも、筆を持って一字を書くことも、結局は日々の積み重ねです。
疲れていても、まず筆を持ってみる。
うまくいかなくても、もう一枚書いてみる。
そうしているうちに、少しずつ自分の調子が戻ってくる。
習字のお稽古をしながら、「調子が出ない日にも、続けることが稽古なのだな」と、あらためて感じた午後でした。
まだまだ修行です。
