鈍感力

暑い一日でした。
クーラーだけでは室温が下がらず、扇風機を使ってようやく涼しくなりました。
中学生2年生の時、頭でっかちでキョロキョロ動くので、扇風機とあだ名されていたものです。

28年前の雲水の時は、私と別府市の先輩が猛暑の中で草取りを指示されて、お気に入りの同期の雲水が瑞泉寺の本堂で施餓鬼の準備をしていたものです。
黙っていればいいのに、「あいつらこんな猛暑でよく脱走しないな。ハハハ。」という言葉を別府の先輩に告げ口する人がいたもので、先輩は激怒していたものです。
何も感じない私は、マイペースで続けていたものです。
本堂で準備をしていた同期が、熱中症なのか体調を崩して休んでいたものです。

「暑い時はこの暑さに従え。」と鈍感力で進むのがいいかもしれません。

そんな時にも法事のご依頼が2件ありました。手書きの手帳は忘れる恐れがあるので、スマホの予定表に入れて、家族内でクラウド共有しています。

そうすると、ウソはつけません。昔は、「〇〇和尚に呼ばれて仕方なく、飲みに行く。」と言って夜に外出していましたが、今はすべてお見通しです。
はからずも不妄語戒を守っています。