仏法はるかなるにあらず。

お寺の本堂に、なぜか弘法大師のお像がお祀りされています。

住職の母の実家が真言宗のお寺で、住職も幼い頃から高野山へお参りに行ったものです。

その際に「困ったことがあれば、弘法さんにおすがりするのじゃ。」と言われたものです。

 

大源寺だより第4号の原稿を書き終えたところです。行き詰まりかけたとき、弘法大師に手を合わせました。

アイデアが思い浮かび、よき友人の助けを得ることができました。その方のお父さんは、高野山の麓のご出身であられることをお聞きして、びっくりしております。まるでお導きがあったかのようです。

 

「仏法はるかなるにあらず。心中にしてすなわち近し。」と弘法大師が説かれたようです。おすがりして、「仏のような心は身近なところにある。」ことに気付くことが大切であるようです。

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