古文書が出てきました。

大源寺は、今も昔も裕福とは程遠いお寺です。

安政7年(1860年)の古文書が出てきました。本堂が災害で大破して修復する費用を工面することができず、お上(おそらく大垣藩)に資金の援助を嘆願する書状です。当時の住職の玄密和尚と檀家総代の平内さんと村内の七平さんと七郎兵衛さんが、連名で書かれています。

「古人刻苦、光明必ず盛大なり。」と白隠禅師が座右の銘とされた「禅閑策進」のなかの慈明和尚が言われた言葉を思い出しました。

古人が骨を折ってくださったからこそ、いまのお寺が成り立っているのです。image