本堂の鏡。

本堂に、神社のご神体のような鏡があります。

仏さまの前にお供えするのは、 場違いではないかと考えておりました。

仏具屋さんに根拠をお尋ねすると、「仏さまの光を十方に遍く照らす。」という意味合いがあるようです。

臨済宗のお寺では、あまりお見かけすることはありません。臨済宗では、「自分の心のなかにこそ、仏さまの心がある。」という教えがあるからでしょうか。

「鏡に写し出すように、自分の心のなかを写し出す。」ことを願って、お供えすることになったのではと推測しております。

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