本堂

元日からの忙しい年明けでしたが、ようやく落ち着いて、本堂は元の静かな空間に戻りました。

先日「これまでは本堂を修行をする空間と捉えていました。仏さまの教えをもとに、皆さまにリラックスしていただく空間へとしてこうと思います。」と、地元のご高齢者の前でごあいさつしたところです。

一昨日の円覚寺での日曜説教で、横田南嶺老師が四弘請願文を訳しておられました。
「命あるもの皆の、苦しみ悲しみが少しでもなくなりますように。そのために、まず私のわがままな思い込みやとらわれから離れることができますように。広く教えを謙虚に学んで、命あるもの皆が、幸せに生きる世の中が実現しますように。」というきれいな詩です。

「修行を続けるうちに見えてくるものをがある。見えてきた物事をお伝えしていく空間が本堂である。」と念じて、いつでもお越しいただけるように整えております。

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