瑞泉

住職が20年前に掛塔(かとう 入門)した犬山の瑞泉寺の本堂には、「瑞泉」という額に納められた墨蹟があります。

戦後に、臨済宗妙心寺派の管長を勤められ、その後瑞泉寺の住職を勤められた山本玄峰老師の書です。

力強く「瑞泉」と揮毫されています。玄峰老師は、目がほとんど見えなかったようですが、修行を積まれて多くのお弟子さんを育てられました。人を惹きつけるものがあったのでしょう。

20年前は何にも思わず、いつもの光景としか見ておりませんでした。改めて、玄峰老師のお人柄が伝わってくるようです。

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