祥月命日

祖父の三十三回の祥月命日に当たり、本堂にてお経を上げました。

 

祖父は東京大学を卒業して、教員を長く勤めて、晩年に皇居にて勲章をいただきました。
反面、住職としての寺院運営は、次世代に負担をかけるものが多くありました。

 

功績と不評とがあり、「あんたのおじいさんは立派だった。」と教員を務めた方から持ち上げられる反面、「あんたのおじいさんは、分不相応のことをした。」と教区長や本山の重役を務めた和尚さんから批判を受けたこともありました。

私が住職をして、多くのご縁をいただいているのは、祖父の残した有形無形の遺産があってのことです。
祖父の良かったところや評価されなかったことをよく分析して、今後の住職人生を活かしていこうと思います。