聞声悟道。見色明心。

お寺の庭には庭には、樹木がたくさんありますが、時季によって役割分担するかのようです。

鐘楼の前の植え込みの花も、きれいに咲いております。そんな情景を撮っておりますと、ウグイスの啼き声が聞こえてきます。

「聞声悟道。見色明心。」という禅語があります。「声を聞いて道を悟り、色を見て心を明からめる。」とお読みして、「自然のなかの音声や情景と一体となることで、仏心に近づく。」という解釈をしております。

ありのままの姿や音声を受け入れることは、心のなかでクラッシュを起こすことが多くて、難しいのです。image