午前中に納骨堂でご縁ができて、お弔いをさせていただいたお宅に、七日ごとのお参りに行きました。
そちらの車庫に車を入れるのに、4回ほど切り返しました。運転がうまくないのはそのご家族もよくご存知です。
お経を上げていると、ご家族もお経について来られます。慣れてこられました。
お経の後には、世間話で故人のことや、うちの大源寺だよりやLINE公式アカウントをご覧いただいているお話しをしました。
子どもの頃から、近所の月参りは行っていたのですが、お経のスピードが速すぎたり遅すぎたりで、ありがたみは薄かったものです。
檀家さんと言っても一族で父の同級生であったので、「かずひろくん。よく来たね。息子とファミコンで遊んでいってね。」というのんびりしたものでした。
修行道場に行くと、すぐに戦力外であることを知ります。「お前は使えない。」と、運転免許がなかったことやお経が下手だったので、ショムニのような雑用担任で終わりました。
結果的にこれがよかったわけで、大きなお寺のお葬式の脇僧や月参りの補助を経て、自分で檀家に変わる新しい信者を増やす動機づけになりました。
次の世代には、経験を積んでから檀家さんや信者さんの教化をしてもらいたいです。何もわからないうち、コミュニケーション能力もないうちから、一人で教化をしても、善行とは程遠いことになってしまいます。