祖父の31回目の祥月命日にあたり、先ほどお墓参りをしてきました。
昭和61年の4月27日に、大垣市民病院で74年の生涯を終えました。前年に、長年の教員勤務の功労で「勲三頭瑞宝章」を皇居で受けたのですが、同じ年に子であった私の父を亡くして、今後の行く末を案じながらの最期でした。
当時9歳の私が喪主とは、現在では考えられないことです。その後の多難の時代の始まりでした。
今後の課題を抱えながら、私が住職を続けられるのは、祖父を始め多くの皆さまの見えない力に支えられているからです。「おかげさま」という不思議な力を感じております。