NHK中部圏の「ナビゲーション」という番組で「お寺が消えてゆく。」という タイトルでお寺の運営難と僧侶の困窮のことが取り上げられていました。
生活保護を受けられておられる和尚さまもおられるようで、他人事と思えません。

このことは、住職になった20年前から感じていました。「キミのお寺は大源寺と名前だけ立派だね。」と冷やかされたものです。公的年金制度と同じように、存続が難しいことが目に見えてきたから、「少子高齢化や過疎化が原因である。」という当たり障りのない分析がされているような気がします。

仏教の教えを聴くことや儀礼というものが必要なのか伝わっていないことも、お寺の衰退する原因の一つではないかと感じておりました。

隣にいた母は、「あんたが結婚せんとなぁ。」と分析をしておりました。

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