妙心寺へのお参りの後、京都御所まで行きました。
御所へお伺いすることを参内(さんだい)すると言うようです。厳粛な気持ちで拝観するはずでしたが、ご一緒した陽気なおじさんのお相手をしながら、クギを使わない建築を隅々まで拝見しました。
ご一緒した方は、亡き父を中学生の頃からご存知で、父は跡取り息子の重圧もあって、とっつきにくいキャラクターであったようです。御所内をご一緒して、古人の足跡をたどるうちに、「あんたは面白い人やね。」とのお言葉をいただきました。
大源寺だよりをお渡しすると、喜んで受け取ってくださいました。古い縁を土台に、新しい仏縁を形成することができるのはありがたいことです。