中日新聞にお寺との関わりの悩みが記載されていました。

コロナ前までは、檀家さんが集まって、行事の際にお出しする御斎(おとき 昼食)の炊き出しをしていたものです。

私が住職の実務を担うようになってから、「いつまで、こんなことを続けるのか。」という声が多くなりました。

思い切って、お弁当に変えて、高齢化する檀家さんの負担を減らしました。

檀家さんが集まって、「我々のお寺を支える。」という文化はすばらしいものです。今では「檀家さんの依頼を受けた住職が、お寺の価値を高める。」ことに移行してきたと思います。
これには、ビジネス的という批判もあるのでしょう。

 

昔の価値観のままで行事を続けることへの疑問が多くなり、限界が出てきたのではと思います。