パソコンに向かっていると、ドアホンが鳴り玄関に向かいました。
一昨年からご縁のできた高齢の男性がお越しになりました。本堂へご案内してお話しをしていました。
なんと94歳であられて、毎日農作業をしておられるようです。
長い人生を歩んで来られて、うちのような小さなお寺を頼って来られるのは思うところがあったのでしょう。
これまでは檀家さんや同じ集落の人が来て、年中行事の時は10人ほどのお坊さんをお招きする会員制クラブのようなお寺でした。
今では檀家さん以外の初縁のお宅の葬儀や法事をお引き受けして、違和感を持ち批判される方もおられるのですが、お寺や住職を頼って来られる方をお受けするのが慈悲行であると思います。