祖父が詠んだ漢詩を書いた色紙が出てきました。
「禅林即事」という題の詩で、1987年の祖父の一周忌に引き出物でお出ししたようです。
私が読んでみると、景色をスケッチしたようで、自分の思いが伝わってきません。
和尚の詠む漢詩は、師匠のものを模倣するのですが、東大を卒業して国文学者を誉れにしていた祖父の学者風の漢詩です。
私もいつかは、大源寺だよりを後世に批評されることでしょう。「一寛和尚はくせがある。でもそのくせが共感できるのだ。」と思われるように書き進めていきたいと思います。