ここの所、法事やら葬儀で大忙しの住職です。
うちの本堂が修復されたのが、24年前のことですが、今では認知症で引退された先輩住職に、「檀家数が10軒程度なのに、大きな本堂にするのは無意味なことである。」と言われたものです。

それから干支が2回りして、墓地がうちのお寺にあり、法事や葬儀を依頼される実質的な檀家世帯数は120軒ほどになりました。

身の丈に合わなかった本堂が、ようやく稼働するようになってきました。

この本堂が新築されたのは、昭和15年(1940年)で、その年も辰年でした。84年経って、本堂が皆さまのお役に立つとは先人も予想しなかったことでしょう。