お花見

満開の桜となりました。名古屋市の鶴舞公園には多くの人がお花見をされています。

 

5A94ED0C-381C-4A3F-8FCF-8CA61389E7F5

 

私はお花見の時期になると、「新年度はうまく進むのか。のんびりしていていいのか。」と不安な気持ちになります。「これまでの経験のもと堅実に進めれば、きっとうまくいく。」と念じています。

 

4CAAC6D2-CEF3-4A2E-B9F1-11BA52C5691C

「納骨堂 永代供養墓のご案内」が刷り上がってきました。
皆さまに時代に即した墓所をお示しできればと思います。
ご希望の方にはお送りさせていただきます。

D27D061F-3E6E-4131-BEA3-DE0011FBEB64

夕方6時の景色です。西の空からご来光があるかのように見えました。
過去からの因縁につながっているような思いがしました。

E6D40143-4084-4C42-B928-192FE9270E11

月刊住職

ゆっくりと月刊住職を読んでいました。
お寺を支える社会環境が変化していますが、それについて行くには社会的な評価を知ることが大切です。

 

9005A47A-23A1-45AD-98DB-24233790D234

 

この月刊誌を読み始めた16年前のこと、遠く離れた所で、「あなたはお寺の跡取り息子だから、優しく育てられちゃったのね。」と言われたことがありました。
ムッとしましたが、よく考えたら近くの人達にも同じように評価されていることに気づきました。

社会が何を求めていて、自分の立場や能力から何ができるのか考えて行くところからも、利他行が見えてくるようです。

初夏を思わせるような暖かい一日でした。

 

B19FE478-6DD0-49D2-B595-6BE234B3F364
はるばる名古屋からお参りくださるご家族がおられました。きっと故人が引き寄せておられるのでしょう。

1時間ほどかけて尾張旭市までやってきました。お墓への納骨の法要をさせていただきました。

桜が咲く頃と今日まで待っていましたが、陽気の中で故人は安堵しておられることでしょう。

遠く離れた所にも、私をお呼びくださる仏様のご縁に感謝しております。

BD485E16-BA84-4C75-AF4D-7FB9D8A66AFF

 

トラブルを起こさないように。

かつてはお寺からの恩賜とされて、口約束で済ませることが多かったようです。

「トラブルが起きたら崩壊してしまう。」という心配症から契約書を作成しました。

 

A1F5EC01-FB8C-4454-A690-ED5B99EBFEC2

 

元より、信仰を深めてトラブルなど起きないように努めなければならないのです。

三要

月に一度の法話の会である「无名会」で臨済録の講話をお聴きしてきました。

 

8C530413-5705-4407-B1C6-D0231B01EB79

 

臨済録の冒頭にある「上堂」の読み下しです。修行僧が臨済禅師に禅の重要な心得を尋ねます。
「三つの要素である三玄門が具わっていなければならない。(三玄門の説明は省きます。) そうしてそのいずれにも、3つの重要な働きである三要(①法理 ②智慧 ③働き)が必要である。」と説かれたというストーリーです。

 

735AFFD5-A0DD-46D1-A65A-B0428FB248B8

 

「理屈ばかり説いてもいけない。頭の回転が速くて秀才であれば頼もしいが、それでは足りない。器用であることは、どこへ行っても強みになるが、器用貧乏というように究めることが難しい。法理と智慧と
働きの三つが具わって、仏道を究めることができる。」と説かれているようです。

「長く仏道を説いていてはいけない。自分に酔いしれることなく頭を使い、身体を動かすことを怠るな。」と臨済禅師からのメッセージが伝わってくるかのようなでした。

お彼岸のお中日に雨が降ったことはあったでしょうか。

 

CDC9FED8-49DF-43C0-99DC-402C7D7DCC29

 

水はけの悪い中、お参りくださった方には申し訳ない気持ちでおります。
庭を整えて駐車場を確保する手筈を整えております。もう少しお待ちください。

仏事

「月刊仏事」という月刊誌を読んでおります。
消費者からの視点で編集されています。消費者とお弔いを行なう者とのギャップを感じます。

 

C4EAF058-9D86-47D1-A9E2-60B38591E4A3

 

僧侶としては、「型にはめて儀式を行なう。」ことが大切と思います。遺族は、「故人の偲ぶオリジナルな儀式にしたい。」ことを要望されています。

20年も前は、僧侶の言い分が通りました。「税務調査で痛い目に遭わせた人が喪主の葬儀に行って、お返しをしてきた。」と思い上がったことを言った和尚さんがいたものです。

ご遺族ばかりでなく皆さまのお気持ちを察して、誰もが前に進むことのできる仏事にしていきたいものです。