長年にわたってお世話になった福祉の現場から身を引くことになりました。
今日ご丁寧に花束をいただき、感激しております。
福祉の現場で学んだことを、住職人生に活かすようにして行きます。

樹木葬墓地の春季合同法要を勤めさせていただきました。
当初は20人程のご参拝の予定でしたが、疫病のことを考慮して、住職一人でお参りをいたしました。

朝方は雨が降っていて、墓前でお経を上げることができるのか心配しましたが、開始時間になると雨が上がり、晴天のもと無事に執り行うことができました。

仏さまのご加護があったのでしょう。多くのご縁に感謝をしつつお経をあげさせていただきました。

樹木葬墓地の枝垂れ桜が開花してきました。

周りの風景と調和して、春の訪れを伝えています。

永代供養墓へのご縁が続いています。うちのどこがいいのか不思議に思うこともあります。
ただひたすらに、「観音さまお救いください。」と祈るばかりです。

庭の隅にも春の訪れを知らせる水仙が咲いています。
「花がいっぱい咲いている。精一杯に咲いている。」という詩を思い起こすきれいな水仙です。

樹木葬墓地にお花が手向けられていました。
桜の開花が始まり、明るい気持ちになって故人に向かい合っているようです。

お彼岸のお墓参りで、永代供養墓には多くのお花が手向けられていました。
観音さまのお慈悲が行き渡っているです。

見えない疫病のため、お彼岸は暇になるのかと思っていました。
永代供養のご依頼があり驚いています。
「観音さまお助けください。」という思いが伝わったのでしょうか。

世界全体に観音さまの功徳が届くようにと願っております。

樹木葬墓地の桜は、開花が近づいているようです。
春を呼ぶかのような強風に吹かれながら、静かに開花を迎えています。

プロ野球の話しをするのは好きではありませんが、先月にお亡くなりになった故野村克也さんの人生論には共感するものがあります。

20年前に読んだ「弱者が勝者になるために」という著書を思い出しました。
恵まれてはいない家庭で育ち、監督を任されたチームは弱小であったのは有名なことです。それでも戦力を磨いて勝つチームな変えていった功績は後世まで語られることでしょう。

幼い頃から動きが悪く、小さなお寺の息子であったことで、修行道場でも冷やかされました。「名前は立派なお寺だね。」と高僧から言われたものです。

そんな経緯があったからか、弱小のレベルにあったうちのお寺を引き上げていこうという意欲につながっているのです。

いままたネットニュース等で、野村克也さんのぼやき等のお言葉をお聴きするたびに共感するのです。