雨の中で

雨の中、ハシゴに登って工事中です。作業をされる方に頭が下がる思いです。
このような手間があって、後世に遺すことができるのでしょうか。
「雨降って地固まる。」という言葉を思い浮かべつつ、本堂の掃除をしておりました。

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ダリアの花が咲いております。
今年は天候不順があったからでしょうか、いつもよりも遅い開花です。
ダリアの花言葉は、華麗や優美というものがあるのですが、移り気や気まぐれという意味も含んでいるようです。
ありのままに人の気持ちを映し出すようです。

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小雨ときどき降る。

3日前の10月23日は、二十四節気で「霜降」と言って、霜が降り始める時季とされますが、快晴でした。
霜降には、3つの章があるようで、2つ目の「小雨ときどき降る」とは、今日のような気候のことを言うのでしょうか。

体調を崩しやすい時季です。皆さま心身の変化にお気をつけください。

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玄関前にきれいな菊が咲いておりました。
今日は父の命日で、なぜか気分が沈むのですが、そんな気を高めさせてくれます。

「たそがれてなまめく 菊のけはひかな。」とは宮沢賢治の句です。沈む気持ちを元気づける心が伝わってくるようです。

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小祥忌

檀家さんのお宅へ行き、一周忌の法要をお勤めさせていただきました。
お経が始まる前に、窓際で袈裟を着けていると、庭に南天とドウダンツツジとキンモクセイを見つけました。お寺にある植物と同じです。

「今日の一周忌は、小祥忌とも言います。庭にある南天やキンモクセイやドウダンツツジのように、「永くお勤めできることを幸いである。」という考えから、「さちという祥」の字を使います。」とお話しさせていただきました。
50分の間、20人近いのお参りの方と声を合わせてお経をお読みしました。

キンモクセイや南天やドウダンツツジのように、末長く故人への供養を継承していくことを願っております。

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名古屋からの帰り道に、法衣店へ行ってきました。
品揃えがよく、予算内で目的の品を購入することができました。

こちらの法衣店は、臨済宗の装束に特化しておられるようです。宗派ごとに蓄積されてきた装束の伝統に対して、価値の提供を使い分けることは難しいようです。
老舗ならではの経営戦略です。

法衣の洗濯をする新規ベンチャー企業のことをお聞きしました。「法衣の洗濯」は20年前には予想できなかったようです。その企業は「洗濯」という価値の提供で、多くの宗派のお寺との取引きがあるようです。

新規参入するには、お客さんがどんな悩みを抱えるのか分析することが必要であるようです。
「いかにお客さんの声に応えるかによって、認知度を高めて規模を広げていくのか。」を、老舗店での世間話で感じたところです。

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見えない雲

パソコンに保存してある過去帳のデータが消えてしまいました。
もう一度手入力で入力しなくてはと、途方に暮れておりました。
すがる思いで、お世話になる管理会社に電話して相談したところ、クラウド上にデータが残っておりました。
データが復旧して、やれやれと言ったところです。

見えない雲(クラウド)に救われました。「一寸先は闇ではなく光である。」と言ったところです。

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キンモクセイ

鐘を鳴らしていると、よい香りが漂ってきます。
辺り一面を見渡すと、キンモクセイが発する香りでした。
まだまだこれから色づいていくところです。

キンモクセイが、秋の訪れを知らせてくれているようです。

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