名古屋からの帰り道に、法衣店へ行ってきました。
品揃えがよく、予算内で目的の品を購入することができました。

こちらの法衣店は、臨済宗の装束に特化しておられるようです。宗派ごとに蓄積されてきた装束の伝統に対して、価値の提供を使い分けることは難しいようです。
老舗ならではの経営戦略です。

法衣の洗濯をする新規ベンチャー企業のことをお聞きしました。「法衣の洗濯」は20年前には予想できなかったようです。その企業は「洗濯」という価値の提供で、多くの宗派のお寺との取引きがあるようです。

新規参入するには、お客さんがどんな悩みを抱えるのか分析することが必要であるようです。
「いかにお客さんの声に応えるかによって、認知度を高めて規模を広げていくのか。」を、老舗店での世間話で感じたところです。

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