大工さんたちと、建前の儀式を催しました。
無事に工事が進むようにと、願っております。
月: 2021年5月
季節の変わり目を感じる暑い一日でした。
樹木は青々としています。
午後6時になると鐘を鳴らします。
鐘の音がすると、近所で遊ぶ子どもが家に帰って行きます。
地域の時計になっているようで、ありがたい思いです。
サツキ
本堂の前に咲くサツキです。
隣合わせのサツキですが、花の形が違います。異なる品種であるからでしょうか。
お寺にいる時間が多くなり、思わぬところに気づきました。
杉苔
樹木葬墓地の杉苔が青々としています。
雨が続くと滅入る気持ちに、潤いをもたらしてくれます。
建前
建前工事が始まりました。
熟練の大工さんたちが、緻密に作業しておられました。
予報とは異なり、雨が降ってきました。
空模様も人の心と同じように気まぐれなのでしょう。
雨の中、本堂の掃除をしていました。
庭の隅にアジサイの花が咲いていました。
雨が降り続いた後の開花に、喜びを感じます。
少しずつ晴れ空となってきました。サツキがきれいになりました。
新しい庫裡の土台が出来上がってきました。
「あとからくる者のために、苦労をするのだ。我慢をするのだ。田を耕し 種を用意しておくのだ。」仏教詩人の坂村真民さんの詩です。
今を生きる我々の世代ではなく、将来生きる世代のために、この難事をやり遂げていこうと思います。
雨が降り続き、地面や樹木にエネルギーをもたらしているのですが、これほど続くと日常の生活ばかりでなく、人の心身にも悪い影響をもたらします。
夕暮れ時に雨が上がりました。お寺をきれいに照らしてくれます。雨が続いたからこそ、まるで希望の光が差しているように見えます。
次の大源寺だよりは、「絶望感のどん底を見たから、希望の光を見ることができる。」というテーマを考えています。