日差しが強くなってきたので、樹木葬墓地に寒冷紗で屋根を作って、エアドームのように日除けをしました。
タマリュウは例年よりも青々としているようです。
日差しが強くなってきたので、樹木葬墓地に寒冷紗で屋根を作って、エアドームのように日除けをしました。
タマリュウは例年よりも青々としているようです。

午前10時半から本堂で終活セミナーを開催しました。
今回は葬儀をテーマに、お二人の葬儀社の社長を講師にお招きして開催しました。
いつも初顔のお客さまがお越しくださり、新しいご縁がつながっていきます。

最初は、私の終活法話でした。2年前の初回はしどろもどろでしたが、スライドを作成して、お話ししました。これまでは5分足らずでしたが、10分超で気分が乗ってきました。

その後、お二人の葬儀社社長のご講義は、一般消費者の視点に立ったわかりやすいご説明でためになるものでした。初回の参加者の皆様はご納得してお帰りになりました。
20年前の法話を始めた頃は、高踏派とばかりに難解な言葉を使って、久司和尚さまからお叱りを受けたものですが、今は一般消費者の視点でお話しするように心がけています。
パソコントラブルもありましたが、年を重ねて動じることなく、無事に終わりました。
4日後は般若心経の講義のご依頼があり、原稿を考えなくてはいけません。猫の手を借りたいとAIの力を借りたいところですが、これではこちらの心が伝わっていきません。

午前中は習字教室でした。先生から新しい筆をいただき、丁寧に使用しました。

筆の運びが滑らかになった気がします。
篆刻印の作成が、今後控えています。

午後からは、明日の終活セミナーのスライド資料作りです。少しは慣れてきたようで、スムーズに作成できました。
明日は、横田南嶺老師のように、通る声でお話ししていきたいと思います。
朝方、隣の檀家さんのお宅の月参りへ行こうと準備していると、電話がありました。
お墓の見学のご希望で、帰寺した頃にお約束して、お出迎えしました。
アンケートを拝見すると、中学校の時の同級生のお父さんでした。「息子さんと同級生で、下痢止めの薬のCMのマネをして、「○○くん、水くれないか。」などと言ったものです。」と思い出話をしていました。
お父さんは四国のご出身で、お母さんは九州のご出身です。「神戸町内でも、うちの小学校の校区は、市街化調整区域でお父さんもおじいちゃんも同級生で、隣近所は一族勢揃いでした。中学生の時はわかりませんでしたが、神戸町内は、いわゆる土着の一族もいれば、50年前に工業団地に引っ越してこられた新しい住民の混合体ですね。」とお話ししていました。
世間話も含めて、1時間もお話ししていました。そのうち、Google口コミに「ここの住職は話しが長い。」と書き込みされることでしょう。
息子さんとご一緒したのは37年前です。お墓でお祀りするのは33年です。70年以上のご縁ですね。33年後は、私はまだ生きていると思いますが、認知症が心配ですね。」とお話しすると笑っておられました。
中学生の頃は、お寺の子というといじめられたものです。まあ、特権階級でもないのに特権気取りをして、「何を偉そうにしやがって。」という思いがご家族の間であったかもしれません。
今では、「桑海くんじゃないか。久しぶりだね。」と訪ねてきてくれるのはありがたいことです。

名古屋のテレビ塔の前を通りました。
子どもの頃は、家族4人で行くのが楽しみで、20年前は、賑やかな街へ行く時の待ち合わせをして、15年前は、この近所の区役所で勤務をしていました。
思い出深い場所です。今はテレビ塔の役割を終えて、ホテルまであるようです。

20年前にこの近所を歩いていた時、政秀寺で河野太通老師のご法話の会があるから行くようにというお導きがあり、毎月のように政秀寺をお参りすることになりました。
煩悩が多く生じる場所ですが、また仏さまの心に近づこうとする煩悩即菩提の場所であると思います。
15年前に区役所に勤務していた時、隣の席の係長が「桑海くんはお坊さんなのに、賑やかな街へ行くのが好きだね。」と言われて、「煩悩即菩提です。」と返答して、「都合の良い解釈をするね。」と感心いや呆れられたものです。

徳川家光は、乳母の春日局の臨終の折に、「お福。薬を飲め。飲まぬと手打ちにいたすぞ。」と一見愚かな命令を下したと伝わります。
生まれながらの将軍として育ったから、上からの物言いしかできなかったかもしれません。
たまに、母が食が細くなって「食べたくない。」というものです。
「食べないとバチが当たる。」などと言いません。「偏食する癖は孫にまで継承されていく。」などと言って食べるようにと勧めています。

お寺に国会議員の先生からお手紙が届くのは、選挙期間の間だけでした。
郵便ポストを開けると、衆議院議員の棚橋泰文先生からお手紙が届いていて、びっくり仰天しました。
少人数で静かに開催する終活セミナーですが、国会議員の先生の目に止まるとは不思議なものです。
社会貢献をしていこうと、全力投球でマウンドに立つルーキー投手の気持ちで張り切っていきます。

美濃加茂市の正眼寺に行き、岐阜県仏教会が主催する栄叡(ようえい)大師の顕彰法要に参列しました。私は神戸町仏教会の会長として参加しましたが、江崎岐阜県知事をはじめ多くの地元の名のある方々が参列されていました。

妙心寺派管長の山川宗玄老師の導師のもと、浄土門の重誓偈、聖道門の般若心経で栄叡大師に向けてお経をお唱えしました。
休憩の後、栄叡大師の功績のDVDを拝見しました。奈良時代に中国の唐から鑑真和上をお招きされた和尚さまです。

その後、山川宗玄老師のご法話がありました。毎年作られる七言絶句の偈頌は深みがあります。奈良時代の長屋王の「山川異域 風月同天 寄諸仏子 共結来縁」をモチーフに作られことをお聴きしました。
50年前に梶浦逸外老師の隠侍(お付きの修行僧)をされていた時の、ひどいことをおっしゃって、その後は温かみのあるメッセージであることに気づかれたお話しをされました。
旧知の松原和尚さまや坂本和尚さまや松久和尚さまにご挨拶して、正眼寺を後にしました。

東京駅文京区湯島にある麟祥院へ行き、禅語録の勉強会に行ってきました。
駐車場に横田南嶺老師の車があり、隣に世田谷ナンバーの車が停まっていました。
ひょっとしてと思い、玄関に入っていくと、世田谷区の龍雲寺の細川和尚さまがいらっしゃりご挨拶をしました。

午後3時からおおよそ1時間半にわたって、駒沢大学の小川教授のご講義がありました。
前回に引き続き、「大慧普覚禅師宗門武庫」の慧安院というお寺に入寺する和尚さんの逸話でした。
修行を積んで悟りの境地に達したことと、お寺を維持経営して布教していくこととは別次元であると最近になって教わりました。「名選手必ずしも名監督ならず。」と30年前によく耳にしたものです。
小川教授のお話しで、横田南嶺老師は、「徳は積む。福は授かる。運はめぐってくる。」とおっしゃったようで、なるほどと思いました。
その後は、横田南嶺老師のご講義で、臨済禅師が翠峰和尚のところへ行ったとき、「キミのお師匠さんの黄檗禅師はどんな指導をされているんだね。」と聞かれて「その足跡はインドへ行ってしまった。」という珍妙なやり取りから始まりました。
区役所で生活保護の仕事をしていた時、傘を振り回すお婆さんが、「なんでここにお坊さんがいる。」と聞かれて、「あなたのような人がいるからだよ。」とチグハグな問答をしていたことを思い出しました。
黄檗禅師から引き継ぐ臨済禅師の指導は、今でいうスパルタ教育かつパワハラですが、どう解釈していくかによって後進への指導が異なるものです。
臨済録にあるような、額面通りの厳しい指導に手を焼いたものです。どう咀嚼していくかによって継承が異なってくるものです。
講義後、山本和尚さまに、「一昨日は松原哲明和尚さまの十七回忌でしたね。」とお話ししていました。

大学卒業後は縁がないと思っていた、東京にしょっちゅう出てきて禅語録を学ぶのは、20年前にできた松原哲明和尚さまとのご縁に由来します。松原和尚さまのご親戚の細川和尚さまに今日お会いしたのも、不思議な巡り合わせです。大学の先輩の松竹寛山老師がいらっしゃるのはここ強いです。
先日の神戸市の祥福寺での本葬儀でご一緒した和尚さまにお会いしました。
祥福寺から新神戸駅までのタクシーで、「お坊さんも指導者との相性によって違うんですね。イチロー選手は、仰木監督と出会ってから開花したけど、前任の監督のときは、干されていましたね。」と運転手さんが語っておられました。
いつまでもお慕いできる指導者を求めて、残りの住職人生を続けていきたいと思います。

弟一家が急にお寺にやって来ると電話があり、午後からやって来ました。
スシローで昼食をして、6人分のお会計は私持ちです。義妹がポイントを欲しいと言って、どうぞと譲りました。
お寺へ帰って、私の部屋でパソコンをやりたいと言うのですが、お父さんお母さんは「ゲームはダメ。」と却下しました。
「じゃあ本堂でお経の練習」と尋ねたら許可が下りるという不思議なやり取りがありました。

正座して木魚を叩いてくれました。開経偈を読んで、「百千万劫」の意味を尋ねてきました。これは難しい質問です。「数えきれないほどの多さ」と回答しました。
26年前の晋山式の時の写真を見て、「おじさんは、どこにいるの。あれメガネかけていない。」と率直な感想を言ってきました。

その後、かくれんぼをして遊びました。
兄ちゃんはのんびり屋で、弟は理屈ぽくて、誰に似たのかと思います。その上、運動は好きではないようで、私の子どもの頃によく似ています。
子育ての経験はありませんが、適当に相手をしてなついてくれるのはありがたいことです。
