週刊誌

一生のうちに一度は善行をして、週刊誌に取り上げてもらいたいという願望がありました。
まだまだの身でありながら、私のことを掲載していただき恐縮しております。

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外出中に母から電話がありました。「外国人の方が永代供養の見学にいらっしゃった。」と聞いてビックリしておりました。岐阜県内にお住まいの日系外国人のお客さまでした。母がご案内させていただきました。

これまでは、どちらかというと限定されたメンバーによる空間でした。今後は多くの人がおいでくださる「行列のできるお寺」に少しずつ変容していくかもしれません。

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施餓鬼会の準備

8月7日に行なわれる施餓鬼会の準備をしております。

本堂の飾りつけやお斎(おとき お参りされたお客さまにお出しする昼食)が当日に間に合うように、せわしなく動いております。

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須弥壇の上にある灯籠を磨いていると、寄進された方のお名前を見つけました。
ご兄弟と一族で「5割、3割、2割」と分担してご負担くださったようです。曾祖母と祖母も名を連ねています。
大切にされていた信仰と絆に気付くことができました。

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本堂の須弥壇の上にある宮殿(ぐうでん)の屋根の上にある、ホコリを払っておりました。
庭にあるサルスベリの花を見て、休憩しております。

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納骨壇

最初は行政の許可が必要であることも知りませんでした。構想から2年かけて納骨壇の設置をすることができました。
皆さまのおかげと感謝しております。

まだまだ未完成です。今後ボチボチと進めて、故人を弔う厳かな空間へとしていきたいと考えております。

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お隣のおじいさんがお亡くなりになり、さびしい想いです。
昭和15年の本堂建立のときから尽力され、住職になったばかりの平成12年の大改修で戻るお世話になり、お寺の金剛力士のようにお護りくださいました。

私が3歳の時、人差し指を口に加える癖がありました。故人から、「こら、そんなことはやめなさい。」と一喝されて、私はすぐにその癖がなくなったものです。

「和尚、しっかりせんとあかんぞ。」と諫言してくださった故人の想いを継承していきます。

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掲示板

掲示板のポスターを貼り替えました。夏休みのお子さんたちに伝わるようにと掲げたところです。

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永代供養

「永代供養をお願いしたい。」というお問い合わせをいただくことがあります。
10年前は、跡取りがいないご家庭が、いつまでも供養が続くようにという願いを込めての意味合いで、「永代供養」という言葉が使われていました。

今では、お寺の納骨堂や合祀墓にご遺骨を安置して供養を続けるという意味合いに変容してきました。時には、石塔のお墓を片付けることを前提にするお考えをお聴きすることもあります。

そんな時には、「ぜひうちのお寺で。」ではなく、「まずはご家庭やご親戚の間でご相談を。」と申し上げております。これまでの先人の想いがあるのですから、簡単に変えていいものではないと考えております。

学生の頃、鎌倉の円覚寺へ行き、足立大進老師の法話をお聴きしたことがあります。『「ぜひうちのお寺に」という和尚さんのお寺ではなく、「よくよく考えておいでください。」という和尚さんのお寺に向かうべきです。』とおっしゃったことが、20年以上経って思い出したところです。

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