創刊当初は、「いつまで続くかな。」とささやかれた大源寺だよりは第8号に到達することになりました。
今回のテーマは「戒め」です。「みだらな行いをしてはいけない。お酒を飲んではいけない。」などの5つの戒めを、どう日常に活かしていくのかを書き進めました。
校正をして、来月半ばには刊行する予定です。
創刊当初は、「いつまで続くかな。」とささやかれた大源寺だよりは第8号に到達することになりました。
今回のテーマは「戒め」です。「みだらな行いをしてはいけない。お酒を飲んではいけない。」などの5つの戒めを、どう日常に活かしていくのかを書き進めました。
校正をして、来月半ばには刊行する予定です。
ソテツがきれいに刈り上げられました。
27年ほど前に流行したパイナップルヘアという髪型を思い出します。
ソテツは、枯れかかったとき鉄を打ち込むと蘇るという伝承から「蘇鉄」と名付けられたようです。
こちらのお寺の住職は、鉄を打ち込まれると落ち込んでしまいます。お尻に火がつくと蘇るようです。
「病は不自信にあり。」とは臨済録にある言葉です。自信がないばかりに、外的要因を探し回ることを臨済禅師はいさめておられます。
かくいう私も自信を持てません。自信が持てないばかりに、病(やまい)のようになることはしばしばです。
自分の気持ちをコントロールすることは難しいものです。私の場合は、「自分の力ではどうにもならない。ささえてくれる人がいるから、何とかなる。」と気を落ち着かせています。コントロールする精度が回復するかのようです。
飛行機雲の後には、きれいな夕焼け空が現れてきました。
仏教伝道協会に勤務される増田さんから、「正しいことば」という本を送っていただきました。
8つの正しい行ないのうちの、「正語」と言って、正しい言葉というのですが、何が正しいのかは、個人によって異なります。
「人を思いやる優しい言葉」ととらえています。正しいと言って論破をするのではなく、思いやり導くことが正語の本来の意味であると解釈しています。
この本を拝読していると、臨済宗のような表現が出てきます。花園大学の学長をされた西村惠信先生が執筆されたものです。高校時代にお世話になった先生の同級生で、私の修行同期の和尚の大学のゼミの先生です。
いろんな縁に結ばれていることを知るには、荒々しい言葉を用いることなく、穏やかな言葉を用いることが欠かせません。
掲示板のポスターを貼り替えました。
梅雨の時季で、今年は気候が安定しません。天候の移り変わりが心を潤わせるようです。
祖父が詠んだ漢詩を書いた色紙が出てきました。
「禅林即事」という題の詩で、1987年の祖父の一周忌に引き出物でお出ししたようです。
私が読んでみると、景色をスケッチしたようで、自分の思いが伝わってきません。
和尚の詠む漢詩は、師匠のものを模倣するのですが、東大を卒業して国文学者を誉れにしていた祖父の学者風の漢詩です。
私もいつかは、大源寺だよりを後世に批評されることでしょう。「一寛和尚はくせがある。でもそのくせが共感できるのだ。」と思われるように書き進めていきたいと思います。
母の活けた花です。お題は何と言うのでしょうか。「夏至」と名付けました。
先日の集中豪雨で庭が水浸しになっていました。地面がデコボコになっていて、歩きにくい状態でした。
土面を平らにすると、歩きやすいばかりでなく、水平線が広がるようです。
お寺の裏庭は、手入れが後回しになってしまいます。今後どうしていこうかと思案しています。
築山があります。戦時中は、祖母と曾祖母が防空壕にして避難していました。
この築山を中心にして、「霊鷲山(りょうじゅせん お釈迦さまが説法をされた山)」という庭を作るのも一案です。