「月刊仏事」という月刊誌を読んでおります。
消費者からの視点で編集されています。消費者とお弔いを行なう者とのギャップを感じます。
僧侶としては、「型にはめて儀式を行なう。」ことが大切と思います。遺族は、「故人の偲ぶオリジナルな儀式にしたい。」ことを要望されています。
20年も前は、僧侶の言い分が通りました。「税務調査で痛い目に遭わせた人が喪主の葬儀に行って、お返しをしてきた。」と思い上がったことを言った和尚さんがいたものです。
ご遺族ばかりでなく皆さまのお気持ちを察して、誰もが前に進むことのできる仏事にしていきたいものです。