石山寺

滋賀県草津市でのお参りの後、思うところがあって石山寺に向かいました。

 

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広い境内は桜が満開で、多くの人がお参りされていました。

 

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今から1000年ほど前に、紫式部が源氏物語を書こうと、このお寺にこもって構想を練った歴史があります。私は「大源寺だより第8号」を書こうと練っておりました。

 

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本堂の如意輪観音さまをお参りして、「いとやんごとなき際にはあらぬが、すぐれてときめき給うありけり。」という源氏物語の冒頭を思い出しました。

解釈は幾通りにもできます。「それほど美人というわけでもなく愛想がいいわけでもないが、どこか自分を引き寄せる魅力がある。」という勝手な解釈をしていました。

そういうわけで、格好つけることなく、素直に気持ちを書いて行くことから始めようと着想を得たところです。

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お月さまが輝いて、夜空を照らしています。

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近くの堤防の上では、桜が満開です。

 

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顔なじみばかりでなく、遠くの方からもお花見にお越しのようです。

「花無心にして蝶を招き、蝶無心にして花を訪ぬ。」という良寛さんの詩がぴったりのようです。

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お花見

満開の桜となりました。名古屋市の鶴舞公園には多くの人がお花見をされています。

 

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私はお花見の時期になると、「新年度はうまく進むのか。のんびりしていていいのか。」と不安な気持ちになります。「これまでの経験のもと堅実に進めれば、きっとうまくいく。」と念じています。

 

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「納骨堂 永代供養墓のご案内」が刷り上がってきました。
皆さまに時代に即した墓所をお示しできればと思います。
ご希望の方にはお送りさせていただきます。

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夕方6時の景色です。西の空からご来光があるかのように見えました。
過去からの因縁につながっているような思いがしました。

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月刊住職

ゆっくりと月刊住職を読んでいました。
お寺を支える社会環境が変化していますが、それについて行くには社会的な評価を知ることが大切です。

 

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この月刊誌を読み始めた16年前のこと、遠く離れた所で、「あなたはお寺の跡取り息子だから、優しく育てられちゃったのね。」と言われたことがありました。
ムッとしましたが、よく考えたら近くの人達にも同じように評価されていることに気づきました。

社会が何を求めていて、自分の立場や能力から何ができるのか考えて行くところからも、利他行が見えてくるようです。

初夏を思わせるような暖かい一日でした。

 

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はるばる名古屋からお参りくださるご家族がおられました。きっと故人が引き寄せておられるのでしょう。

1時間ほどかけて尾張旭市までやってきました。お墓への納骨の法要をさせていただきました。

桜が咲く頃と今日まで待っていましたが、陽気の中で故人は安堵しておられることでしょう。

遠く離れた所にも、私をお呼びくださる仏様のご縁に感謝しております。

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トラブルを起こさないように。

かつてはお寺からの恩賜とされて、口約束で済ませることが多かったようです。

「トラブルが起きたら崩壊してしまう。」という心配症から契約書を作成しました。

 

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元より、信仰を深めてトラブルなど起きないように努めなければならないのです。