梅の木が色付いてきました。
いつもより早い気がします。

今日は午後から法事があります。
この梅を見ている間にも、法事の依頼の電話がかかってきました。

のんびりすることもできないほどです。

樹木葬墓地にある車止めが古くなり、手桶やローソク立てや花立てを置く場所がなかったもので、大工さんにお願いして作ってもらいました。

お墓がみすぼらしいと思われたり、雑然と備品が置かれていたりすると、お参りしても嫌な気分になってしまいます。
お墓の風景を整えるのも仕事です。

船井総研

東京の五反田まで行き、船井総研の寺院経営研究会に参加してきました。

お寺が世間に提供するものとして、お墓や葬儀や法事などがあります。20年ほど前は、特定の檀家さんからこれらを依頼されて、お布施はお気持ちと言っても世間の相場に従うという習わしでした。

今では新しいお客さまがお越しになり、どんな環境にお住まいかわからない所から始まり、いくらお布施を包んだらいいのか説明する必要が出てきました。

最初に相談に来られるお客さまに、いかに安心していただき、葬儀 法事 納骨といかに進めていったらよいか学ばせていただきました。

うちに相談に来られるお客さまは、葬儀 法事 納骨と進められて、安心していかれます。今日も新幹線の車内で、法事の依頼が2件ありました。

これまでご縁のなかったお客さまにリピーターになっていただき、お寺が永続していくシステムを作っていくにはどうすればよいか、全国のご住職との意見交換を経て学ばせていただきました。

納骨式

樹木葬墓地で、納骨式がありました。
今回はご近所の方で、遠く離れたご実家の墓をしまわれて、うちの樹木葬に改葬されました。
これまでは、車で移動する距離からお越しの方が多かったのですが、徒歩5分もかからない所からのご縁に驚いています。

大般若経600巻の12箱が修理を終えて戻ってきました。箱の背面を新しい木に取り替えられて、きれいになって戻ってきました。

この箱は約60年前に作られたようです。あと60年続くようにと願っています。

600巻の巻数が、順番通りあるか確認して、2時間かけて箱に戻していました。

段差

新しくできた庫裏と本堂の間には、渡り廊下があります。
渡り廊下にはトイレがあるのですが、段差があります。先日の大般若会の時に、お客様から段差があると苦情があったので、大工さんにお願いして、一段増やしてもらいました。


前よりはスムーズに歩けるようになりました。
お客様がお越しになると、見えてくるものがあります。

三井寺

琵琶湖霊園でのお墓前でのお経の後、三井寺へお参りに行きました。
三井寺は、これまで2回お参りさせていただきましたが、何回行っても新しい発見があります。

国宝の金堂をお参りして、多くの仏様を拝ませていただきました。境内には、智証大師円珍和尚のお言葉を書いた看板がありました。

お参りを終えて、門前のお店で力そばをいただきました。お餅が入っておいしかったです。

今日は出張での法事が2件ありました。
午前中は岐阜駅の近くのお宅でお経を上げて、30分ほどかけて墓地へ移動してお墓前でのお経を上げました。

午後からは、6年前に一度お伺いしたお宅の十三回忌がありました。皆さんが真面目に正座されてお経を声を出して読んでおられました。

お寺離れという言葉があるのですが、お寺が一般の人の気持ちに沿っていれば、離れてもまた戻ってくるのではと思います。

以前にマーケティングというものを学びましたが、うちのお寺を頼ってくださる方に、顧客満足度というものが向上するように努めていきます。

夕方の鐘を鳴らしたところです。
今日は本堂で法事が2件あり、慌ただしい一日でした。
樹木葬墓地の前でお経を上げたかったのですが、雨が降り本堂の濡れ縁からお経を上げました。

お墓のご見学のお客さまもお越しになり、関心の高さを感じます。

春の樹木葬墓地の合同法要に、他宗派のご住職をお迎えして、法話をお願いすることになりました。

以前に超宗派リレー説教というものを企画したことがありますが、9年を経てうちのお寺に他宗派のご住職をお迎えするとは、お寺の歴史の1ページになります。

皆さまのお越しをお待ちしております。
3月30日の10時30分からになります。

大般若の箱

大般若祈祷会に使う大般若経600巻のお経の本は、50巻ずつ12個の箱に入っています。


12個の箱は、およそ60年くらい保持されてきましたが、いたんできたので、修理に出します。
お経の本を全部出して、庫裡の方に移動したところです。

お寺は何かと修理が必要になってきます。12個の大般若の箱を修理して、福を招きたいものです。