「おじいさんの時と同じように、ちゃんとお経を読んで、庭をきれいにしていれば、檀家さんやご近所の皆さんはついてきてくださる。」と教わり、修行も半ばに住職になりましたが、それは檀家さんに依存して、自らは教化しようとしないマンネリにもつながりました。
自らの役割を考えて、進んで教化される和尚さまがおられます。そのような諸先輩方のまとめられたご意見をもとに、今後の僧侶のあり方を考える勉強会に参加するため、博報堂の大阪支社まで行ってきました。
これまでの儀礼をどう活かし、社会からの要望にどう応えて、今後どう展開して行くのかをグループを考えることができました。
これまでの一つ一つの取り組みは、間違いはなかったと思いますが、それをつなげる一本の道というものが貫通していなかったと感じております。
今後どう一本の道を切り開くのかを考えつつ、帰路についております。